【星の魔術大綱】について
ここは小説における「前書き」のページです。
小説本編はこちらからお楽しみください。初見のかたは序章からどうぞ。
きっかけと展望
この物語は、20歳のアルバ、ショーン・ターナーが、一流の魔術師目指し、ルドモンド大陸を冒険するお話です。この話が降ってきたのは、一昨年の冬のことで「Compendium」という単語が「大綱」という意味であることを知ったときから、物語は始まりました。その後「Blaze」が「炎」のほかに「流れ星」という意味があると知り、さらに話は補強され、魔術ファンタジー小説【星の魔術大綱】は出来上がっていきました。
この話を書く上で、小説だけではとても世界観を表しきれないと思ったため、自ら挿絵を描いて世界観を補強し、さらにオーディオブック動画やミニ漫画、メイキングなども公開し、小説のみならず、世界観を充分楽しんでいただけるような、多角的な見せ方をして行きたいと思います。
また、この話は、特に『ハリー・ポッター』と『スカイリム』の2作品から、多大な影響を受けて製作しております。魔法学校をメインとする児童小説でありながら、スリルあるサスペンス要素も多く、推理小説として読んでも面白い、J・K・ローリング著『ハリー・ポッター』。
そして、本格的なオープンワールドゲームで、ゲームに登場するキャラクターほぼすべてに個性や性格、人物像が設定され、生活感と没入感の高い冒険ができ、固有の歴史や文化、人種が、現実の神話や文化をもとに、膨大な密度で作り上げられたベセスダ・ソフトワークス製作『The Elder Scrolls V: Skyrim』。
この2作品はそれぞれの分野でエポック・メイキング的な作品であり、私、宝鈴にとっても、夢中になり、多くの影響と知見をいただきました。この2作品の特徴をエッセンスとして、多くの神話、小説、映画、漫画、ゲームなどのエンターテイメント作品を文化的下地とし、【星の魔術大綱】を製作していきたいと思います。
2021.3.2 宝鈴